全国のくま袋ファンの皆様。
こんばんわ!
くま社員 まこ丸です。
今回は、先週のつづき・・・。
まこ丸の営業 その2です。
まこ丸『社長、ご提案なんですが・・・。』
社長「ん?なんね。」
まこ丸『社長、広い倉庫をお持ちでしたら、今回、作成する手提袋、500枚ではなく、2,000枚に増やされないですか?』
社長「2,000?! まあ、倉庫のスペースは大丈夫ばってん、そがんすんなら、価格がたこなるたい!」
まこ丸『はい、確かに価格は上がります。しかし、今回オリジナルオーダーでしたら、分けて注文されるよりも、ロットを増やして一気に注文された方が、長い目でみますとお得の場合もあります。もちろん、使用頻度や在庫スペースの配慮が必要です。社長さん、今の既製品袋は、年間どのくらい注文されてます?』
社長「うーん、だいたい年2回かなぁ。1回500枚づつ注文しよるかなぁ。」
まこ丸『社長!でしたら、やはり今回のオリジナル手提袋は、2,000枚程のロットがオススメです!』
社長「どうゆうこつね??」
まこ丸『実は、先程の500枚時の提示単価は、○○○円ですが、2,000枚ですと、そうですねぇ・・(電卓チャカチャカ)』
まこ丸『社長、2,000枚ですと、1枚単価が○○円になりますよ。』
社長「○○円ね⁉︎えらい安なんね!!」
まこ丸『そうなんです。そこが、既製品と違うところなんです。既製品ですと、何枚注文しようが、同じ単価ですが、オーダー製造の場合は、製造数量が上がるにつれ、1枚単価が下がってきます。』
と、麦茶を口にし、まこ丸は、ここぞっとばかりの勢いで一気に熱弁した。
まこ丸『なぜかと言いますと、製造工程がポイントです。手提袋100枚を製造する工程と1,000枚を製造する工程は同じなんです。つまり、100枚も1,000枚も製造するにあたり、紙を切って、インク練って、機械をあたため、刷り色を調整し、テスト刷りを繰り返し、ようやく本刷りへ・・・。
そうなんです、事前準備には、数量は関係なく一定の時間とコストが必要なんです。ですから、《数量が少ないから安くなるという》考えは、オリジナルオーダーには適用されないのです。もちろん、一定数量以上からは、紙代や作業代が加算されていきますので、それ相当の単価・総額となります。また、単価が安くなるからといって、作り過ぎも良くありません。保管期間が長いと、保管場所の条件によりますが、多少なりと袋が傷んできますからね。』
社長「うーん、なるほどね~。だけん、数量が少なかと単価が高いとたいね~。」
まこ丸『そうなんです、社長!料理と一緒ですよ。1人前も4〜5人前のカレーを作るのも一緒です。1人前でも、ガソリンを使ってスーパーまで足を運び、使い切れなくてもルーや野菜やお肉をまとめて買って、手間暇かけて料理をする。ある一定のコストや時間はかかってしまうものです。』
まこ丸『まっ、愛情は、かけなくてもいいのですが・・・。』
社長「そら、うちの奥さんのことね!!ガハハハッ!!」
まこ丸『フフフッ。』
つづく・・・。