込めるもの


全国のくま袋ファンの皆様

こんにちわ!

くま社員まこ丸です。

昨日は、台風が直撃し、くま工場も強風にあおられ、あわや停電!?

と、ひやひやとした一日でございました。

さて、本日とある工務店の社長さんとお話をする機会がありました。

こちらの工務店さんは、創業100年の歴史を持ち、地元では有名な工務店であります。

その工務店さんの代名詞となるフレーズが

“大工の手刻みによる家づくり、そこに込められるのは、魂です。”

一世紀の間、揺るがないもの、守り続けている手法。それは大工の『手刻み』の技術。

社長さんは、言います、「プレカットが主流となった今でも、手刻みにこだわるんだよ。丁寧に真心を込めて、魂を込めて創ることこそが工務店の使命だから・・・。」 (カッコいいー)

くま袋でも同じようなことがいえます。手提げ袋も、大半が人の手が加わわります。その際に、工務店さんのように、使命感を注ぐことこそが、くま袋ブランドなのです。

大量生産は苦手です。時間がかかることは、確かに弱みでもあります。しかし、時間がかかる理由がそこにはあります。

ものづくりの職人さん。

Made in Japan は、やっぱりカッコいいですね。

 

 


塗り足し・塗り控えとは


 

くま袋ブログファンの皆様、こんにちは。
キタハラでございます。

 

久しぶりに、手提げ袋ネタを書いていきます。

 

今日のお題は「塗り足し」「塗り控え」についてです。

 

まずは、塗り足しについて。

 

印刷物全般で使われます。
基本的に印刷物は印刷後に、規定のサイズに断裁して完成という流れです(手提げ袋はその後に、製袋という工程に入ります)。

端まで絵柄があったり、背景があったり、要は印刷がかかるものって山ほどありますよね。
例えば、サイズ通りにデザインをしたとして、印刷をした場合、断裁時にどのようなことが起きるか???

それは、僅か0.1ミリ程のズレが生じた場合でも、白い線が端に入ってしまうんです。この白い線というのは紙の地の色ですね。

それを防ぐのに塗り足しをします。
データ上で、端まで掛かっている絵柄を数㎜伸ばします。

手提げ袋の場合は・・・

こちらが袋上部の折り返し部分で、

こちらが底面になります。

どちらも10㎜伸ばしております。

 

そして塗り控えは、塗り足しとは逆に印刷面積を縮めることをいいます。
一般の印刷物ではほとんど使われる事は無いと思います。
手提げ袋のような立体的なものにしか無いと思われます(断言はしない!キリッ←

上の画像は、手提げ袋のマチ(側面)部分になるのですが、
マチ幅に対して緑の帯の幅は短いですよね。

これが塗り控えというやつです。

作業時のズレにより、表面(裏面含む)にマチ部分の絵柄が入り込まないようにするための処置としてこの塗り控えを行います。

当店では基本的に、左右2㎜ずつ取らせていただいております。

以上が、塗り足しと塗り控えの説明でした!!

 

 

これについてご質問等ございましたら、
コメント欄よりお問い合せ下さい!(どうせ来ないと思うけど・・・ボソッ)

 

それではまた!!

 

店長 キタハラ